映画
『インサイダー』 やはり面白い。20年前の映画だけど世界はますます酷いことになっている。以前に見た時にはそれほど引っ掛からなかったが、告発者の証言の信頼を落とす為に告発者の過去の醜聞を真偽不明の情報も含めて会社側が報道機関に働きかけて報道させたエピソードがあった。それに乗せられなかったウォール・ストリート・ジャーナルは会社側の中傷を最低の人身攻撃と断じた。仮に過去に万引きした事があるからと言って専門的な知見に基く証言の信憑性が揺らぐとは思えないけど、こういう場合えてして人倫にもとる情報を流すのが常のようだ。いったん流してしまえばその情報を消すのは難しくなるのでタチが悪い。政府が提供した前川さんの情報に飛びついた読売新聞はその時に報道機関として死んだ。デートクラブ通いと前川さんの行政の責任者としての証言は全く関係のないことだ。その後デートクラブでの前川さんの行動が報じられ読売はさらに恥の上塗りをすることになるが、それも前川さんの証言とはまったく関係のないことだ。この映画の通り20年前のアメリカではかろうじて社会正義が果たされた。現在の日本では前川さんの愚劣な人格攻撃を政府が行い、総理を侮辱したという理由で籠池さんを証人喚問に呼び、まだ刑も確定していない段階で総理大臣が籠池さんを詐欺師呼ばわりするという最悪の人権侵害をし、他方、人権を理由に政府側に不利な人間の証人喚問を拒否し、佐川さんを偽証罪で告発することを否定する。近畿財務局の人間が死んでもその責任をとらない。人権意識の低い野蛮な劣等国だ。国としての根幹が日々失われていっている。政権と国とは同一ではない。
『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』 なかなか面白かった。パキスタンで実際にあった出来事の映画。水利権の映画でも出てきたが、ネスレは怖い。
『セブン・シスターズ』 ちゃちい。
『ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件』 なかなか面白かった。スペインはミステリー映画が流行っているのだろうか。なかなか優れた映画が多い。
『エイリアン: コヴェナント』 少し面白かったけど、改造しなくて、ウイルスのままの方がずっと強くて厄介だと思うんだけど。
『太陽は光り輝く』 流石ジョン・フォードの映画だけあって面白かった。めずらしく南部の町を舞台にした元南軍兵士たちの物語。市民たちが無言で葬列に加わっていく長いシーンの演出が素晴らしい。人権意識が高く、人としてあるべき姿を示している。
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