2015年8月4日火曜日

映画

『エレニの帰郷』 3部作の2作目だが、アンゲロプロスの遺作。なかなか面白かった。ウィレム・デフォーとブルーノ・ガンツとミシェル・ピコリという強力な主演陣。ブルーノ・ガンツが素晴らしかった。

『ジャコ萬と鉄』 なかなか面白かった。深作欣二監督、黒澤明脚本、高倉健主演の過酷な出稼ぎ漁師たちの映画。黒澤明の映画のようだった。さっぱりしていてさわやかな気分になった。

『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』 とてもつまらない。こんなに酷い映画も珍しい。スコットランドの風景はきれいだった。

『レインメーカー』 コッポラ監督、マット・デイモン主演の有名な映画。面白かったです。


ライブ

7/31 神保町試聴室 『木霊でしょうか vol.7』
出演:アキツユコ/Miss Donut & Gentlemen (Americo+塚本真一+菅沼雄太)/井手健介と半ズボン母船 (墓場戯太郎+清岡秀哉+山本達久)
井手さん月例企画。今までで一番お客さんが多い。中村宗一郎さんも来ている。
まずMiss Donut & Gentlemen。あの菅沼さんがベースを弾いている。Americoとは違いドラムは普通のドラムセット。浴衣にダンエレのギター。オールディーズのようにあまくてざっくりした曲。聴いていて気持ちがよかった。
次にアキツユコさんソロ。会場の照明をほとんど落として演奏スタート。ところどころ歌を歌うが、エフェクトがかかっていたり、外国語だったりして声も音の塊になっている。音像と空間を演出するライブ。最後に詩の朗読を挟みながら演奏する曲はどこか帰って来られないような所に連れて行かれるようで怖かった。松井一平さんがセッティングを手伝っていたが、一平さんのライブに通底するところがある。
最後に井手さん以外半ズボン。音圧が高くてノイズが乗っている。達久さんがドラムになって幾パターンかのアレンジがあるけど、ほぼ固まってきたようだ。達久さんは細かいフレーズとかも相当に素晴らしい。かっこ良すぎ。アンコールでツェッペリンのカバー。
良いイベントでした。この日は井手さんを見に来た人が多かったようだ。アルバムがほんと楽しみ。

8/2 LIQUIDROOM 『トクマルシューゴ×王舟~本当は海でやりたかった~』
本当はお昼から井手さんやハラさんやミツメの人のアコースティックライブがチャージフリーでやっていたのだけれど体調が悪かったので本編のみ参加しました。
リキッドルームの会場に入るのはゆらゆらのラストライブ以来。それまでは一番好きなライブハウスだったし、一番通っていたところでした。もうリキッドルームで見るような人のライブには行かないんじゃないかと思っていたら、あっという間に王舟さんが登壇した感じです。本当に凄いことだと思います。お客さんは満員でした。
まず王舟バンド。始まりの出音から痺れた。やっぱり音がとても良い。フルートもめちゃくちゃきれいに出ている。そしてやはりドラムの音がとても素晴らしい。ちょっとノイズが乗った曲もあったけど、それ以外は音は素晴らしく良かった。ほぼ完璧なライブだった。新曲も良かった。聴いていてずっと気分が良かったし、楽しかった。
次にトクマルさん。初めてライブを見た。とてもエンターテイメントだった。岸田さんへのむちゃぶりも含めて。トクマルさんは昔からリキッドルームで演奏しているが、おもちゃを使った音など細かい音もきれいに出るのでリキッドルームは最適なのかもしれない。アンコールでトクマルさんが王舟さんの曲のカバーをした時、ちょっとしたトラブルに対処して「これがプロのライブです」と言って演奏した。トクマルさんのライブは全体を通してプロのライブだと思った。お客さんを楽しませるようにしている。しかしトクマルさんもユミコさんも王舟さんのカバーをしていたし、王舟さんはみんなに好かれる人だ。本当に稀有な才能だと思う。
そして兎に角今回も岸田さん叩きっぱなしで、スイカまで叩いていた。岸田さん大活躍のライブでした。演奏前には私のとなりにいたカップルが「やっぱりドラムの人がめちゃくちゃ凄いんだよ」と言っていて、そうだろそうだろと思いながら、岸田さんがいないと成立しない音なんだよなと思っていたりした。ライブが終わってそのカップルにパンダのぬいぐるみを被った陽気な大きな人の印象だけが残らないと良いな。

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