映画
『聖地には蜘蛛が巣を張る』 おもしろかった。イランで実際にあった事件をモチーフにしている映画。恐ろしい社会だが、他人事ではない。
『母の聖戦』 おもしろかった。メキシコはほんとに恐ろしい。
『逆転のトライアングル』 おもしろかった。
『トリとロキタ』なかなか面白かったけど、釈然としない。
『コンパートメントNo.6』 なかなか面白かった。
ライブ
5/29 神保町試聴室 『坂口光央と本藤美咲』
1stセット。坂口さんはピアノを弾き、本藤さんはクラリネット,フルート、バリトンサックス、またクラリネットと演奏していく。メロディのある曲。本藤さんの演奏は安定していてとても巧い。リラックスした雰囲気だった。2ndセットは坂口さんはいつもの機材とエフェクターを使って細かな音をループさせてからピアノを演奏する。本藤さんも何やら床に転がした音や発声した音をループさせて、クラリネットなどを演奏していた。試聴室の音の鳴りがとても良かった。リバーブがかかったクラリネットやサックスの音がとても心地良かった。次回もあったら聴きたい。
5/31 O-EAST 「柴田聡子 Tour2024“Your Favorite Things”追加公演」
キャパ1,300人が即日完売。当日券なし。内容は前回のリキッドルームとだいたい同じ感じだと思う。1曲目が始まって、やっぱりO-EASTはあんまり音が良くないなと思ったけど、その後あんまり気にならなくなった。今回はまきやまさんの手元ばかり見ていた。達者なバンドメンバーの中にあってもまきやまさんの演奏は際立っていた。自分が実際に見た中で最高のベーシストだと思う。テンポのゆっくりした曲では、わずかに後ノリのように弾いていて、曲のリズムやムードを支配しているように思えた。またこのメンバーで公演を重ねて各人の色がより自由に発揮できるようになっているようで、「ワンコロメーター」ではまきやまさんのテクニカルなソロパートがあったり、かわいさんの作った「後悔」の素晴らしいベースラインもまきやまさんのアレンジが加わり、めちゃくちゃかっこいい演奏になっていた。岡田さんも2曲でペダルスチールを弾いていた。リキッドルームではなかったアンコールで新曲を演奏して終了。今回のライブではまきやまさんがより積極的にコーラスする曲が数曲あってとても良かった。やっぱり実際のコーラスの方が断然良い。素晴らしいライブだった。1,300で即完となると次はどうなるのか。
6/1 SCOOL「chew & gum」
演劇:『さようならハムバム』加賀田玲・立石草太
ライブ:コルネリ / 伊藤暁里
最初に加賀田さんと立石さんによる演劇『さようならハムバム』。今までショートコントを作ってきた立石さんだけど、これは完全にお芝居だった。それも立石さんの詩の創作について、かなり核心に迫った内容だった。加賀田さんの演技が最高で、あまりに面白くて時間の感覚がなくなったが、50分ほどのお芝居だった。最後はとても感動した。凄すぎてちょっと呆然としてしまった。立石さんの才能を恐ろしく感じた。凄いもの見た。次、コルネリさん。ハムバムが終って会場がちょっと通常のライブの雰囲気ではない。コルネリさんちょっと喉の調子が悪い様子。コルネリさんの本来の実力は発揮できなかったけど、新曲らしい曲はとても良かった。最後、伊藤さん。ソロだとフォークソングみたい。メロディと歌詞が際立って、良い曲ばかりだなと思った。そんな中、伊藤さんも詩の朗読を3,4編してくれたのだけど、それがめちゃくちゃ素晴らしかった。感動した。コルネリさんも伊藤さんも持ち時間50分位。『さようならハムバム』が50分だからそうしたのだろう。出演者全員の才能が凄すぎて、押し黙ったまま帰宅しました。
6/8 7th floor "ロック&ステディ"
出演:北里彰久(Band Set:山本沙織 / 潮田雄一 / 池部幸太 / 光永渉) / ケバブジョンソン
最初に完全無欠のバンド、ケバブジョンソン。音がでかくて最高。バンドにギターがふたりいる意味を完全に体現している。いつもはキーボードを使う曲でピアノを使用していて、よりロマンチックでとても良かった。曲間なく次々に演奏して1時間フルに演奏してくれた。全曲完璧だった。あまりにも素晴らしすぎて異様な盛り上がりだった。次北里さんバンドセット。初めて見る。バンドメンバーがめちゃくちゃ豪華。こちらも隙が無い。ケバブジョンソンの演奏を受けてこちらもとても盛り上がった。ダブルアンコールまであって最後に「トーチソング」のカバーを演奏してくれた。凄いライブだった。共演者に対するリスペクトが会場に伝わり、幸せな雰囲気に満ちたイベントだった。めちゃくちゃ楽しかった。今年見た中でも最高のライブのひとつ。
6/9 新栄パルル 「映画『すべての夜を思いだす』 ナゴヤキネマ・ノイ上映記念ライブ」
出演:ジョンのサン(吉川 / 古賀 / 立石 / 辻井 / 佐藤 / てんしんくん / 堀嵜 )
トークゲスト:清原惟監督
急遽決まったイベント。最初に清原監督とジョンのサン選抜メンバー(辻井、立石、佐藤、堀嵜)による創作にまつわるトーク。ASUNAさんとジョンのサンが劇伴に決まった経緯やその過程での面白い話など興味が尽きなかった。音楽の制作過程も非常に面白かった。予定をオーバーして35分くらいあったけど、あっという間だったし、ほぼ序盤の話で終わってしまったようだ。とても面白かった。休憩をはさんでジョンのサンのライブ。最初に板付きで吉川さんがキーボードを1人で弾き始める。曲ごとにメンバーが入れ替わる構成のようで、ステージ奥の楽屋と下手の倉庫に潜んだメンバーが出たり入ったりする。でも楽屋のドアをちょっと開けて佐藤さんがサックス吹いたり、物置から歌やピアノが聞こえたりする。人の出入りも含めてそれ自体が演出になっていて緊張感があった。パルテノン多摩は会場がとても広く、10人が横一列にならんで演奏していたけど、ここはステージが狭くひしめきあって演奏していた。東京の方が音響が良かったと思うけど、音が縦に並んで聞こえる今回のライブの方が音が良いように感じた。前日のケバブジョンソンには、バンドとして技術的に相当に高いレベルの演奏から昇華した音楽の素晴らしさを見せてもらったけど、ジョンのサンの時に不安定な演奏にも同じくらい感動してしまうのだから音楽はまったく不思議だ。ライブは40分くらい。めちゃくちゃ素晴らしいイベントだった。ジョンのサン、ますます良くわからないけど、本当に素晴らしいバンドだ。清原監督とジョンのサンの才能に恐れおののいています。
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