映画
『アジャストメント』 ふつう。壮大なSFの設定なのにストーリーはとてもこじんまりしてる。
『ドミノ』 なかなか面白かった。ストーリーは良いけど編集や演出が過剰で疲れた。トニー・スコット監督。
『キングス&クイーン』 おもしろかった。アルノー・デプレシャン 監督。ストーリーが素晴らしく、最後はとても感動した。フランス版カサヴェテスみたい。
『仁義』 なかなか面白かった。ジャン=ピエール・メルヴィルのフィルム・ノアール。
『楽日』 めちゃくちゃ面白かった。立石さんに勧められたからか、受付の女の子が古賀さんに見えてしかたない。
ライブ
5/30 bar isshee
出演:水谷浩章 / 坂口光央 / 山本達久
水谷浩章さんは初めて見る。エレキのフレットレスベースを使っている。坂口さんと達久さんにベースが入ったトリオを一度聴いてみたいと思っていた。この日は坂口さんが音を出すと他のふたりがそれに合わせているようだった。静かな展開は少なく、すぐにテンションマックスみたいな演奏になって、シュワシュワしたノイズのような音になっていった。そのピークが何度かある展開。ノイズの中でも音は飽和せずに端々に坂口さんや達久さんらしい鋭い音が聴こえてくる。休憩をはさんで30分ほどのセッションを2セット演奏してくれた。もの凄い演奏だった。お客さんもみな圧倒されていた。
坂口さんと達久さんだけだともっと隙間の多い音になって、その方がより高潔で研ぎ澄まされた音に聞こえるので私はそちらの方が好きだが、この日の演奏もとても素晴らしかった。坂口さんの音も達久さんの音も特別だ。
6/1 VACANT 「山本達久 SOLO LIVE 」
VACANTでドラムの大音量って出せるのかと不思議だったが、会場は1階だった。ここは洋服屋だと思っていた。始まりはリムや金物をコツコツと叩いた細かい音を重ねてループさせ、徐々に激しい演奏になり、最後はあらゆる音があらゆる場所から聞こえてくる凄まじい音の空間になった。目を閉じると混沌の支配する原初の森にいるような感覚になった。その後ドラムは使わずエフェクターだけを操作して穏やかなアンビエント・ドローンを演奏した。ここまでが最初のセット。30分程。
休憩を挟んで2セット目の始まりは、ほぼ金物のみを使用して弦でこすったり、叩いたりした音を重ねていき、ガムランのような土着の民族音楽のような演奏になった。細かく素早い小さな音でも輪郭がはっきりしていて演奏技術がもの凄く高い。その後先ほどの音をエフェクターで操作して音を出し、最後はゆったりとしたピアノの音に合わせて波のように連なり押し寄せる壮大な演奏になっていった。このセットは40分位。
圧巻の演奏だった。達久さんのドラムは一音一音が鮮烈だ。アンビエントミュージックだと坂口さんがいた方が絶対良いので、坂口さんと達久さんのソロとデュオの両方が聴けるイベントがベストオブザベストだと確信した。
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