2015年2月19日木曜日

映画

『ハンナ・アーレント』 映画自体はまぁまぁの出来だったけど、主人公の言葉に感銘を受けた。
「ナチスのユダヤ人への迫害はユダヤ人に対する犯罪ではなく、人類に対する犯罪だ。
ナチスは欧州全土にモラルの崩壊をもたらした。迫害者だけではなく被迫害者のモラルも。(この映画の中で裁かれる)アイヒマンというナチスの幹部は思考の停止した平凡な人間だった。ただ決められた任務をこなしていただけだった。利己的な悪などよりも思考の停止した中から生み出される悪のほうが遥かに巨大だ。個人の思考を無価値にする全体主義から根源的な悪が現れる。」

『フルートベール駅で』 実際にあった警官による黒人の殺害事件の映画。映画としてはつまらない。冒頭で流れる映像は実際の映像だと思うが、その部分は非常に嫌な感じがする。後ろ手に手錠をかけてうつ伏せに制圧しているのに、その状態の人間を撃つのは常軌を逸しているとしか思えない。

『ロンドン・リバー』 おもしろかった。カメラがとても良かった。ロンドン同時爆破事件の混乱で連絡がつかなくなった娘を捜す母親と息子を捜す父親のお話。優れた映画。

『鉄くず拾いの物語』 なかなか面白かった。カメラが良かった。ボスニア・ヘルツェゴビナの貧しいロマ族の一家の物語。主人公達やその貧しい村の人々はみなとても穏やかで優しい。非常に厳しい生活だけど、他人や社会に対して不満を口にしない心のきれいな人たち。調べると実際にあったストーリーで、しかも本人達が主演しているようだ。


ライブ

2/16 下北沢lete 『いじわるうたがっせん』
出演:とんちピクルス/柴田聡子
有名なleteに初めて行った。とんちピクルスさんという恰幅の良い中年のおじさんの企画。
初めにとんちピクルスさん。ウクレレを弾きながらラップを歌ったり、打ち込みの曲に合わせて卑猥な歌を歌ったりするいい声の人でした。曲紹介がラジオのDJみたいだったり、落語家みたいに面白い話をしていた。人形ともお話をする面白い人でした。
次に柴田さん。ギターも歌も生音での演奏。最近良く聞く曲が多めの構成だった。新曲のれんこんの歌も演奏した。最後にアンコールでとんちピクルスさんと柴田さんでとんちさんの卑猥なデュエット曲を2人で振りつきで歌った。柴田さんは踊りもちゃんと練習している。こういうところはさすが柴田さん。真面目です。柴田さんの踊りは可愛かった。

0 件のコメント: