2025年4月3日木曜日

 映画

『ことの次第』 とても面白かった。撮影がとんでもなく素晴らしい。リスボン郊外の景色は奇跡のように美しかったが、ロサンゼルスの風景もびっくりするほど美しかった。

『あみこ』 なかなか面白かった。後半の東京パートが良かった。

『瞳をとじて』 おもしろかった。犬がかわいい。

『エル・スール』 久しぶりに見たけど、とても面白かった。大傑作。

『復讐の記憶』 なかなか面白かった。

『復讐鬼』 素晴らしい。たいへんな傑作。1950年の映画だけど、セリフはそっくりそのまま現在の言葉だ。俳優陣が全員ほんとに素晴らしいが、中でもリチャード・ウィドマークの演技は凄まじかった。

『ヒットマン(2023)』 おもしろかった。

『小説家の映画』 おもしろかった。モノクロの撮影がめちゃくちゃ良い。

『マッドマックス:フュリオサ』 おもしろかった。いつか手がなくなると思うと辛かった。

『影を追う男』おもしろかった。アルゼンチンに逃げたナチス協力者を殺しに行く。

『モンキーマン』 なかなか面白かった。お金かけてる。手が長い。


演劇

3/13  シアター バビロンの流れのほとりにて『XXXX(王国を脅かした悪霊の名前)』  

お布団:作・演出:得地弘基

出演:大関愛 / 田崎小春(青年団/melomys) / 永瀬安美 / 新田佑梨(青年団) / 畠山峻(円盤に乗る派/PEOPLE太) / 藤家矢麻刀

ジョンのサンのツイッターを見てたら、このお芝居を見に行くんだと言われたので、そうかと思って行ってみた。こんなところに劇場があったのも知らなかったし、お布団という劇団も知らなかった(いい名前)。予約をすると、駅から劇場までの道案内しながらシェークスピアのマクベスのあらすじを出演者の方がお話してくる音声ガイドを事前にくれて、細部までの作り込みに好感がもてた。前日の告知ではこの日の回がガラガラのようだったが、結局満員になっていた。開演直前のアナウンスと同時に演者の方々がすっと出てきて整然と並んで歩いてスタンバイする。非常に良い。お話はマクベス王の時代から時が過ぎた現代のようなパラレルワールドで展開される。過去のマクベス王の辿る運命をなぞるようにお話は進む。10分の休憩をはさんで、後半へ。やはり後半開始直前になると、演者の方々がすっと登場して舞台セットを直しながらスタンバイする。後半は法廷劇になる。かっちり作り込んでいて、良くできたお芝居だった。私がほぼ野田さんの作品しか見てないのでそう思うのかもしれないが、野田さんのお芝居に近いと思った。開演直前のお芝居に入る演出が特に好きだった。


ライブ

3/15 MANDA-LA2「開港一番」 

出演:ジョンのサン(佐藤 / mado / 立石 / 加賀田 / しわしわ)/ミックスナッツハウス

最初にジョンのサン5人編成。madoさんだけ後ろのピアノに座って、他のメンバーは横一列に立って演奏する。この日のジョンのサンは珍しく、非常に演奏の出来が良かった。演奏がとても丁寧だった。近年の関東でのライブはあんまり良かったことないと思っていたけど、(先月のライブは良かったが)この日は出色の出来だった。どの曲も素晴らしかったが、「シャーベー」が特に素晴らしかった。「ロボットのロ」もめちゃくちゃ良かった。初めて聴く新曲もあった。この日の加賀田さんの話もめずらしく筋がしっかりしていて(それが良いのかどうかはわからないが)、バチっと演奏につながってかっこよかった。曲間なく演奏していて、お客さんも拍手しなかったので、45分間ずっとジョンのサンの時間だった。ジョンのサンのライブは当たり外れがあるけど、この日のライブは大当たりだったろう。ジョンのサンには対バンや初めての場所が必要なのだ。次、ミックスナッツハウス。スリーピースのポップバンド。もう5枚もアルバムを出していて、6枚目ももうすぐリリースするとのこと。長いキャリアがあるのに、私は1度も名前すら聞いたことなかったのでとても驚いた。知らないことがいっぱいあるもんだ。MANDA-LA2にもかなり久しぶりに来た。栗原さんや朝生さんのレコ発とかゑでぃさんのソロとかMARK FRYとか最高のライブの記憶がよみがえった。


3/27 神保町試聴室 「p:ano + Veda Hille + Thom Gill Japan 2025」

出演:The Color Forty Nine / p:ano+Veda Hille+Thom Gill+植野隆司

最初はピアノとヴェーダさんとトムさんと植野さん7人による混成バンド。それぞれの曲をみんなで演奏する。誰が演奏するかその都度話して決めていって緩い感じ。ピアノの曲がめちゃくちゃ良かった。あと植野さんがずっと頑張っていた。植野さんのおかげで会場が楽し気で親密な空気になった。次のThe Color Forty Nineは4人組のダウナーなサイケロックで、みんなどこかのムービースターにそっくりだった。マルコヴィッチみたいな方のバイオリンやキーボードの音がとても良かった。チケット代が安すぎ。


3/29 poyarn 「p:ano + Veda Hille + Thom Gill Japan 2025」

出演:Nicholas Krgovich / Veda Hill / Thom Gill / ゑでゐ鼓雨磨

念願のpoyarnに。クールなカッコいいお店だった。素敵すぎて胸がいっぱい。最初にトムさんエレキギター弾き語り。音がとても良かった。カッコいい。次、我らがゑでぃさんソロ。聴いたことない新曲が増えてた。後半はトムさんがキーボードで参加してくれる。ギターもめちゃうまだけど、キーボードも凄い。しかも聴いたことない曲なのにすんなり合わせてくる。試聴室では植野さんもギターだからか、あんまり弾いてなかったけど、即興で合わせるのが自由自在の凄腕の方だった。ゑでぃさんとトムさんのデュオ素晴らしすぎた。次、ヴェーダさんキーボードソロ。後半にまたトムさんがギターで参加してくれる。素敵な曲とキーボードの音がとても良かった。最後ニックさんソロ。ギターとキーボードで弾き語り。ソロだと夜の闇に溶けるような静かな音楽。会場の雰囲気凄かった。アンコールではトムさんがギターで参加してくれる。トムさんは4セットすべてに参加してくれて最高だった。


3/30 Void 「p:ano + Veda Hille + Thom Gill Japan 2025」

出演:p:ano / Veda Hille (w/ Nicholas Krgovich + Thom Gill) / ゑでぃまぁこん

翌日。こちらも念願のVoid。前日に水谷さんから音が良いとうかがっていたので期待が高まる。果たして、トップはゑでぃまぁこん5人編成。1曲目「夜の海」。めちゃくちゃ音が良い。中間の音が分厚い。今までゑでぃまぁこんの演奏を聴いた場所の中でも間違いなくトップクラスだと思う。水谷さんがわざわざ言及したのも納得がいく。PAは前回の「ひるねこぶたぬきコンサート」を担当してくださった方だった。「麻雀砂漠」「かくれんぼ」など昔の曲も演奏する。水谷さんの演奏が素晴らしすぎた。『いつのまにか私たち』では圧倒的な演奏が分厚い音として会場を飲み込んで最高の出来だった。そして一番楽しみにしていた「話のダンス」。初めてバンドで演奏するのではないだろうか。凄まじい出来だった。ふくらはぎから上半身へかけて震えが来た。楽曲が素晴らしいので、バンドアンサンブルでどうなるのだろうと期待しかなかったが、私の想像など及ばないほど素晴らしい曲になっていた。これがゑでぃまぁこんだと思い知らされる。最後は「さよなら」。ベースの音が素晴らしくて最高だった。全曲素晴らしすぎて呆然とするレベルだった。次、ヴェーダさんの曲をピアノのドラムの方(ヴェーダさんの旦那さん)とトムさんとニックさんの4人で演奏する、スペシャルバンド。ヴェーダさんはゑでぃさんの帽子をかぶっていてとってもチャーミング。アンサンブルの音が非常に良かった。最後ピアノ。ニックさんのソロと違って、かなりポップ。女性ボーカルの方とニックさんは抑えた歌い方でとてもクールな音楽でもある。楽曲が素晴らしくて、めちゃくちゃ良かった。終演が19時40分くらいで、19時52分の電車に乗れて無事に帰ることができた。カナダメンバーがゑでぃまぁこんに感激していてとても嬉しかった。

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