演劇
9/2 「カノン」東京芸術劇場 シアターイースト
作:野田秀樹 演出:野上絹代
出演:中島広稀/さとうほなみ
名児耶ゆり/永島敬三/大村わたる/山本栄司/長南洸生/緒形敦/川原田樹/手代木花野/佐々木美奈/前原麻希/本多遼/湯川拓哉/小田龍哉村田天翔/竹内蓮/田坂歩/木津誠之/家納ジュンコ/佐藤正宏/渡辺いっけい
昨年3月に上演予定が全公演休止になり、1年半後に改めて上演されることになった。しかし公演前に出演者・スタッフに陽性者が出た為、初日だった8/19には幕が上がらず初日が8/25になった。しかし再度のPCR検査で8/25に陽性者が1人見つかり、またしても延期になってしまった。私は8/25のチケットも持っていたのだけど、開場時間の1時間前に急遽休止の連絡がきた。スタッフが来場者全員に電話をかけてくれたようだ。8/27と8/30に改めて関係者全員のPCR検査を行い陰性が確認されたので9/1が初日になった。8/25から数日、舞台裏ではそもそも公演を行うことができるのか大変なご苦労があったことだろう。
私は一応2回目のワクチンを接種済みだけど、それでも行くのをためらわれた。池袋駅から劇場直通の通路の出口に警備員さんがたくさんいて、検温と消毒と手荷物検査を行っていた。今までは劇場の入り口でやっていたのでびっくりした。手荷物検査は初めてだ。脅迫でもあったのだろうか。
お客さんは結構入っていたが、かなり緊張した空気で、会話も控えるようスタッフからアナウンスがあった。私の席は3列目のセンターで最も良い席だった。
オープニングシーンの演出が気合が入っていてかっこよかった。この演出や稽古が無駄にならなくて本当に良かったと思った。NODA・MAP常連の役者さんがいなかったので、その方の代役を演出家の野上さん自身が務めていたようだ。チャーミングな演技で目立っていた。スタッフの方々は舞台を作り上げること以外にどれほどの大変な思いをされてここまで来たのか。
9/5 「カノン」東京芸術劇場 シアターイースト 東京千穐楽
1列目上手側
8/19~9/5の予定が9/1~9/5までのわずか5日の東京公演になってしまった。どうしたって収支的には赤字だろう。ただこのクオリティの芝居を作り上げた人々の熱意がまったくお客さんに見られないで無くなってしまうよりはまだ良かったのだろう。この日も野上さんが代役で出演されていた。カーテンコールで野上さんが嬉しそうに笑っていて、救われる思いがした。この後高崎で1公演あるようなので無事に終わってほしい。様々な要素が混然一体となった空間を目の前に作り出す、舞台芸術は偉大だ。
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